明るい対面キッチンには誰もが憧れるものです。
料理の間も家族の姿が見えるという機能性ももちろんですが、お友達を招いてホームパーティーを開いたり、子供と一緒にお菓子づくりをしたりと楽しみが広がります。
しかしきちんと計画を立てないと、使いづらいキッチンが出来上がってしまいます。
まず気をつけたい点が、対面キッチンは通常のキッチンより広い面積が必要なこと。
キッチン自体の大きさは変わらなくても、それを囲むように作業スペースが必要になるためです。
また、収納スペースには充分な余裕を取りましょう。
対面キッチンはリビングからよく見えるので、インテリア性も考えて隠す収納でスッキリとさせたいところです。
余裕のない収納に調理器具や食器を無理やり押し込むと使いにくくなってしまいます。
そして、しっかりと動線を考えてレイアウトすることにも気をつけましょう。
単に歩くだけでなく、しゃがんで下部収納から物を取り出したり、体の前に引き出しを開けたりといった動きも動線の一つです。
また、熱いお鍋や刃物を持っていても安全にすれ違えるくらいの余裕も必要です。