扉はどのリビングや寝室などへは必ず扉を通って部屋に入りますよね。どの部屋にもついている扉もバリアフリーデザインというものがあるのです。
扉は押戸、引き戸、折れ戸の3種類があります。押戸はドアの4辺のうち1編が壁についていて前か後に開くものです。
引き戸は左右に開閉するタイプ、折れ戸はクローゼットなどに使われるもので、扉が折れ曲がるタイプのものです。
バリアフリーの観点でみると一番いいのは引き戸です。押戸は車いすに座った状態で使うとなかなかスムーズに開け閉めすることができません。
しかし引き戸ならドアを滑らすだけですので開け閉めがよりスムーズなのです。
更に、引き戸は他にもいいところがあります。扉を開けっ放しにするとき、押戸ならストッパーを忘れたら、風などで押されて「バタン」と大きな音を立てて閉まってしまいますが、引き戸ならそんなことは起こりません。
また、買い物などからの帰宅後、手が荷物でいっぱいでドアノブを押したり引いたりできないということを経験したことはありませんか?
引き戸なら指一本で押すだけで開けられるので非常に簡単です。
これは本当に小さなわずらわしさやイライラかもしれませんが、扉の種類が違うだけでなくなるのなら、わずらわしさがない方を選びたいですよね。