ローコスト住宅は費用がかかっていない分、家の安全性が問題だと考えている人もいます。家を建築するときに一番重要になってくるのはなんなのかをしっかりと見極めて建築すれば、ローコスト住宅でもなんら危険性はありません。
では一番重要になってくるところというのはどんなところになるんでしょうか。それはズバリ地盤です。大切な家の基盤となってくる地盤には、コストを削ってはいけません。きちんと調査をして必要があれば地盤補強を行ってください。
ボーリング調査が最も適した地盤調査の方法になりますが、これは費用が高くなってしまいます。地震波を地面に流して調査を行う表面波探査法や、器具を地面に差し込んで調査を行うスウェーデン式サウンデイング法ならば費用が安くて済みます。
地盤の補強には鋼管杭うちと地盤改良という工法があります。また再転圧工法という工法もあります。これは地盤を掘って乾いた土には水を、水分が多い土には石灰をまきながら転圧を行う方法です。費用は10~20万円で済み安価で効率的、安心安全な地盤の補強をすることが可能になっています。