注文住宅というと、アーティスティックなデザインの3階建て住宅などをイメージする向きもありますが、これからはむしろ平屋の注文住宅のほうが贅沢ムードを高めると言えます。
家族構成にもよりますが、1階と2階で家族が隔てられることなく、リビングルームなどで顔を合わせやすいことや、建物の構造上、安定性が抜群というところも、全国各地で大地震のリスクが叫ばれている昨今、大きなメリットと言えます。
長く住み続ける住宅においては、家族が高齢になったときのことを考えておくことも重要になります。
平屋であれば、最初からのちの本格的なバリアフリー化を意識した構造で建てても違和感がなく、ふだんからも家屋内での転倒事故などを極力減らすことができます。
現代では、家屋内での転倒・転落事故は交通事故に遭うよりもリスクが高いとされ、平屋の注文住宅は、その点でも安心安全の構造を持つ住宅になります。
2階建て以上の住宅では、意外に階段や踊り場で余分なスペースを取っているとされ、広さにして4畳から5畳ほどといわれています。
そのスペースを趣味のワークスペースや書斎にすることができるのも、平屋注文住宅が持つ魅力的なメリットの一つです。