建築は図面を書いた設計者でも、建設現場で工事を確認しなければ、思い通りの建築になっているのかどうかわからないものです。
住宅を発注した方は、工事状況を見学することで、図面では気づかないことを見つけることができます。実際の光の入り方や図面では伝わらない立体性、動線を配慮した骨組みなどは、現場を見なければわかりにくいことです。
もし、発注した図面の内容と違う部分を発見したり、イメージと違っていた所があったなら、早めに責任者に伝えるようにしましょう。
図面と相違する部分は、現場でやり直してもらえますし、イメージと違っている部分も変更が可能な場合もあります。
ただし、建築確認申請と違う内容に変更する場合は、申請の変更や出しなおしといった手続きが必要となり、費用と期間を要する場合もありますのできちんと確認するようにしてくださいね。
いずれにしても、気がついたら出来るだけ早く伝えることが大切です。後になればなるほど、費用や期間が余分にかかる可能性が大きくなりますし、そこからの変更がもうできない、という可能性もあります。
要望などは、出来るだけ早く相談するように心がけましょう。