夏に涼しく、冬は暖かい家が理想で、最近は気密性の高い住宅が人気です。
機密性が低いと、部屋のなかに空気だけでなく、熱を閉じ込めておくことができず、また、外の空気や熱が家の中に入り込みやすくなっています。
熱が逃げていると冷えや、暑さの原因になるので、そうならないためにも、調査を行うのが良く、熱が逃げている場所を特定することで、修繕を行うなど、気密性を高める対策をすることができます。
熱が逃げている場所を探す方法としては、線香の煙を用いて、空気の流れを確かめることが良く行われます。
煙は通常、風がないと揺らめかないのでそれを発見することが重要です。
煙が揺らめく方向を確かめていくと、徐々に空気の流れが分かり、どこから熱が逃げやすいのかを特定することができます。
煙が揺らめかない場合は、熱があまり逃げていないということになり、煙が揺らめいている時は、空気がどこかから入って、どこかから逃げている、ということになります。