ハリウッド映画を見ていると、古い家を盛んに売買している様子を見かけます。
アメリカでは家は何代にもわたって使用するものとされ、それなりの造りがなされている為、ユーザーが安心して家を購入できるので、中古住宅市場の流通が確立しているのです。
あまり知られていませんが、日本では中古の家屋は立て直すという例が多かったようです。
あまり中古の家に価値がないとされていたのです。
しかし2008年に日本では、住宅履歴制度ができました。
これは長期優良住宅の認定を受けるために義務化されたもので、その建物がどのように作られたのか、どのようなメンテナンスを受けてきたのかを示すものです。
この長期優良住宅には固定資産税、登録免許税など税制の優遇措置があるのです。
もちろん、こういった家を購入してからリフォームする事もあるでしょう。
住み始めてからのメンテナンスの記録や改修の記録を保存してくれる工務店に工事を依頼する事が大事です。
こうして家歴書を大切に保存しておけばメンテナンスがスムーズに安価に行え、結果的に家を長く、何代にもわたって使う事ができるのです。