ゾーニングと言うのは、住まいの空間づくりを行う上で意識しておいた方が良い考え方です。
住まいの空間づくりと言えば、間取りをどのようにするか、と言うのが大切なポイントとして挙げられますが、ゾーニングは、間取りを決める際にとても重要になるものです。
ゾーニングとは、住まいの中の空間を目的ごとによっていくつかのグループに分けることを言います。
家の中には、色々とジャンルの異なる空間が存在するのが一般的です。
その中で、同じ目的をもつ空間をまとめて配置することで使い勝手が良くなると考えられています。
たとえば、リビングやダイニングルームは共有を目的としたパブリックゾーンに属します。
そして、バスルームやトイレと言った水まわりはサービスゾーン、寝室や子ども部屋はプライベートゾーンといった具合です。
なお、これは一般的なゾーニングであり、こういった分け方をするのが自分たちの生活に向いているとは限りません。
例えば、キッチンのタイプとしてアイランドキッチンと言うものがありますが、これはリビングと一体化した感覚で活用できるタイプのキッチンです。
ですから、パブリックゾーンに属すると言う考え方もできるわけですね。