人工物ですっかり取り囲まれた環境では、人間は精神衛生を保つことが難しいそうです。
忘れていることもあるようですが、人間もまた自然の産物、自然の一部だというのです。
自然の効果はたくさんありますが、まずは調湿性が上げられます。
木、紙、布、いずれも自然物とされますが、乾燥状態では水分を放出し、湿気が多くなると吸湿してくれます。
木や草花のよく知られた能力として、空気を浄化してくれる効果もあります。
畳のお部屋は、すがすがしいと感じませんか?イグサと言う植物を畳表に使っていることによります。
人工物を多用するより、温かみを持った雰囲気を作り出してくれることもおすすめする理由です。
スチールやコンクリートは触ると冷たいですが、木からは差すような冷たさは感じないものです。
家は一番安心して一息つける場所にしたいものです。
そのためには、どこかに自然物を取り入れてあげることが重要で、しかも比較的簡単な方法です。
日本古来の畳みや障子、ふすまなどを取り入れた和風なお部屋を作るのも大変効果的です。
リフォームなんて無理、と言う場合は、観葉植物を置いたり、木の家具を使っても良いですよ。