ユニットバスは、天井と壁と床が一体になっている浴室のことです。
工場であらかじめ成型したものを現場で組み立てるので、従来のタイルを一枚ずつ貼りながら造る浴室の施工とは違い、工期が短くて済むことと浴室内が暖かいのが特徴です。
元々の家の構造とは別になっているので、壁が二重にあることになり、断熱効果が期待できます。
光熱費の軽減に繋がりますので、年間のコストパフォーマンスを考えればお得です。
サイズはほぼ規格化されており、縦横10cm単位表記で1216や1620など数種類あります。
ユニットバスは、素材を選べるので機能や好みに合わせて組み合わせができます。
ユニットバスの壁パネルの大半は薄い鋼板製でできており、プラスターボードが接着してあり鋼製の枠にはめ込むことによって壁が固定されています。
壁パネルを一面だけ変えることもできますし、掃除しやすいものなど様々です。
同じように浴漕もステンレスやホーローなど選択できます。
床材も水はけのよい物や肌触りが暖かい物などあります。
ワンルームマンションのようにスペースに限りがあるところでのトイレや洗面がいっしょになったユニットバスもあります。