外壁塗装に使用される塗料の種類は豊富にありますが、OPという言葉を聞いたことはありますか?
OPとは、油性塗料・オイルペイントの略で「ペンキ」という言葉にすれば聞き覚えがあることでしょう。
本来のOPは植物性の油で希釈する塗料ですが、乾燥に時間がかかってしまうことを始め、粘着性が有ったり、臭いが強く残ったりするデメリットな部分があります。
使用頻度が徐々に減っていき、現在では使われているところは少ないです。
その後、OPよりも主流になったのは合成樹脂調合ペイントで、SOPと呼ばれています。
SOPは鉄部の塗装などには現在でも図面で指定されていることも有りますが、こちらも価格が安いことと塗りやすいこと以外にメリットはありません。
OPは刷毛さばきの良さや耐候性があり、木材塗装には適しています。
しかし、作業効率が悪いことや美観的に劣るところがあるため、OPは屋外塗装が主流となっていきました。
SOPやフタル酸樹脂塗料と呼ばれるFCの方が機能性能が高いため、耐久性のよいものを使用するように変化していきました。
子どもの工作やDIYで、OPは使われているので、お店で見かけることも多いでしょう。