体の自由がきかなくなったお年寄りが外を出歩くと
交通事故が心配ですが、実は外だけではなく
自宅の中にも危険はたくさん潜んでいるのです。
自宅内での事故というのは死亡事故も少なくないものですから、
しっかりと対策をとっておく必要があります。
外で事故にあった場合には
通行人など人の目があることが多いため、
大事には至る可能性は少ないのですが、
自宅の中というのは家族の人しか目の届かない場所ですから、
家族の外出中に事故などが起きてしまっては
誰にも助けてもらうことができず
死亡をしてしまうということもあるのです。
そのため、まず事故が起きやすい階段であったり
小さな段差というものをできるだけ、
お年寄りでも扱いやすいように手すりをつけたり、
平らにするなどの工夫をすることによって
事故を防ぐことができます。
普通の人にとってはなんでもないものであっても、
体が動かなくなってきたお年寄りにとっては
大きな障害となることもあるので、
事故が起きにくい自宅の環境を整えることは
とても大事なことなのです。